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福島原発近くの犬猫

こんにちは、choo choo本舗の山内です。
ご無沙汰してしまいました。

3月17日に書いた、被災動物支援に関する記事を
自分で削除してから、何だか恐くなり、また気力も出なくて
1カ月以上経ってしまいました。

でも、こうしていてもいけないと思って、先週末、
思い切って、福島の福島第1原発近くまで行ってきました。
犬猫がどうなっているのだろう、恐いけど
一度は自分の目で見てみようと・・・。

いわきから車で山道を行き、通行止めになっている道を避けながら
検問もうまくかわしたり、途中停電で真っ暗なトンネルをくぐったりして
ずんずん行ったら、知らないうちに浪江町というところに着きました。

1通行止め
これは、浪江町の手前、20kmの境界です。
30kmのところでは検問をやっていますが、ここには誰もいませんでした。

浪江町に、わんこが1匹。すぐさまごはんとお水をあげました。

4犬1

ブラッシングしてもらっていないせいか、毛並みがかわいそう。
でも、もっとがっつくかと思っていたら、そうでもありません。
ちょっとホッとしました。
お水は飲まずに、ご飯も少し残したまま、このワンコ、
ランチタイムをお終いにしました。


さらにずんずん進み、海に向かって行けるところまで行ったら
とうとう津波でやられてがれきの山になったところに出ました。

3がれき

あ~、テレビで見たとおりの光景です。
でも、臭くも何ともありません。
家が立ち並んでいた一角のすぐ隣が、がれきです。
たぶん、ここは畑だったのでしょう。
途中で道路はなくなっています。
上の写真の右端が道路とがれきの境目です。

また道路に戻ったら、今度は鎖を半分ひきずったワンコが近寄って来ました。

5犬2

すぐにご飯とお水!
でも、この子もそれほどがっつかないのです。
ボランティアが来ているのでしょうか。
でも、鎖がかわいそうなので、外して上げようとしましたが、
どういう仕組みになっているのか、うんともすんとも言いません。
何度もトライしているうちに「ウ~」とうなられちゃって、あきらめました。

ワンコを世話していたら近くの家から、男性が現れて
「触らない方がいいよ、ずっと外にいるから、放射能が付いてるよ」って。

でも、想像していたより、ずっと普通の空気が流れているんです、この町には。
自動車は何台も通っているし、こうやって人も出てきて、普通に話すし・・・。
この方は、二本松というところに避難しているんだそうですが
避難所ではないので、食事が出ないし、お金が大変だって言ってました。

このあたりに泥棒が出現しているという噂があって
金目の物を自宅に取りに帰ってきたところだそうです。
こんなに親しくお話しできて、貴重な体験でした。

そうしているうちに、もう1匹、わんこが現れて、
すぐに、ご飯とお水をあげました。

前夜、いわきの飲み屋さんでお隣の人に
「テレビで見たんだけど、犬は野犬みたいになってるから、
くれぐれも気をつけて行ってらっしゃい」って、言われました。
ぜ~んぜん、そんなことありません。
時間と場所によるのかも。
でも、少なくとも、私が行ったところ、福島第1原発のすぐ北の
浪江町の一角は、3匹のかわいい、でもかわいそうなワンコがいて、
恐いことは、何もありませんでした。

猫は残念ながら、1匹も見ませんでした。

それから、さらにずんずん原発に近づこうかと思いましたが
遠くに、本当の通行止めらしきところが見え、人もいっぱいいるみたい。
Ipadを使って測ったら、私はなんと後7.7kmで原発
という場所にいるのでした。

気のせいか、疲れも出てきて、気分も今ひとつ優れなくなったので
その場を後にして、福島市まで移動しました。
結構遠かったです。

訪ねたのは、避難区域から保護してきた犬猫をケアしている
ボランティア団体の拠点です。

6福島の保護犬

ワンコが30匹くらいでしょうか、大勢いました。
私は夕方のお散歩のボランティアをしました。
ボランティア受付のリストには、この日だけで12人の名前が
書いてありました。

わんこたちは皆ないい子で、かわいがってもらっているのが、
よくわかりました。
「明日獣医さんが来ます」という貼り紙がしてあったりしました。

夜はテントの中で、1匹ずつケージに入って
毛布を掛けてもらって寝るのです。
その準備も見ました。

常駐のボランティアさんたちは、どんなに大変だろう、
と想像しますが、皆さん穏やかに話す、見上げた根性の方々です。

猫もいるのだそうですが、やはりデリケートな子が多いので
人前には出していないそうです。
会えなくて残念ですが、それはよく理解できます。
納得です。

私にあの浪江町の3匹を連れてくる力があったら、とも思いましたが
残念ながら、私にはできませんでした。
私が福島市で訪ねた団体は、原発近くで被災動物を保護活動をしている
班の人たちもいるそうなので
慣れている方にお願いする方がいいと思いました。

今回、現地に行って、本当によかったと思っています。
いろいろなことを、感じることができました。
もちろん、たった1日ですから、何もわかりません。
それでも、東京でテレビを見たり、雑誌を読んだり
ネットで検索しているだけでは、わからなかったことに
接することができました。

前日泊まったいわきの町、そこで会った人たちとの
おしゃべりも含め、先週末土日、たった2日間の経験は重すぎて、
いまだに熱があるような気分です。

皆さんがchoo choo本舗で買ってくださった「チャリティ猫グッズ」の
売上金は、お約束どおり全額、被災動物たちのために
頑張っている団体に、寄付いたします。

今回この目で確かめた、この団体はじめ、なるべくいいところを
見つけて、分散して寄付します。

ご報告は遅くなってしまうでしょうが、
どうぞ信じてくださいますようお願いします。

「長期戦を覚悟しています」
これは、私が訪ねたボランティア団体の、現地リーダーの言葉です。
本当にそうだと思います。
マスコミもやっと被災動物のことを報道するようになってきたようですが
それもいつまで続くことやら。


今もまだ残っている避難地区に残された動物たちの保護、
そして保護されたこの子たちが、なるべく幸せでいられるように、
長期にわたる応援が必要なのでしょう。

choo choo本舗も、何らかの形で微力を尽くしたいと
改めて思いました。

テーマ : ねこ大好き - ジャンル : ペット

Comment

みーちゃんさん、ありがとうございます!

こんにちは、choo choo本舗の山内です。
あたたかいコメント、ありがとうございました!

福島県では、とうとう福島第1原発20km県内の
警戒区域に取り残されたペットを保護するため
獣医師の県職員らが動き始めたというニュースが
入ってきました。

でも、対象はペットだけで、牛などの家畜は
対象外だとのことです。なんともやりきれない気持ちです。

ペットに限っても、あまりにも遅いと言えばそうですが、
でも、大きな一歩だとも言えると思います。

1匹でも多くの命が救われますように。
みーちゃんさんのそんな気持ちが
こうした動きを、後押ししたのだと思います。

ありがとうございます。

No title

被災地の様子を伝えて下さってありがとうございます。
テレビで見るより、実際はもっともっと過酷な状況なんですよね。

私は現地に行くことは出来ませんが、
今、自分に出来る事は何か、日々考えています。

どうかこの試練を乗り越えられますように。
美しい街、東北が復興出来ますように。
そして一匹でも多くの命が救われますように。
心から願います。

微力の微力ですが、チャリティグッズ購入させて頂きました。
choo choo本舗さんも頑張って下さい。




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